理科研

研究助成

平成28年度 理科研 生命科学研究助成 採択者のコメント

■ 岐阜薬科大学:長原 悠樹
■ 埼玉大学:茂木 優貴
■ 順天堂大学:進藤 綾大
        
岐阜薬科大学 薬効解析学研究室

博士後期課程
長原 悠樹
<コメント>
この度は、御社の生命科学研究助成に採択頂き心より感謝申し上げます。非常に多くの応募者の中から採択して頂き、大きな励みとなるとともに身の引き締まる思いです。私が研究している筋萎縮性側索硬化症 (ALS) は、筋肉の萎縮や変性、運動機能障害などが生じる進行性の神経変性疾患であり、患者の約半数が発症後3-5年以内に死亡する非常に重篤な疾患であるにもかかわらず十分な治療薬がなく、新規治療薬の開発が切望されています。本助成のサポートを最大限有効に活用させて頂き、生命科学の進歩・発展に貢献する成果を上げるとともに、1日でも早くALSの治療薬開発に直結する成果を上げたいと考えております。
埼玉大学 大学院 理工学研究科
脳末梢科学研究センター 中井研究室

博士後期課程
茂木 優貴
<コメント>
この度は平成28年度生命科学研究助成に採択戴き、誠にありがとうございます。私はG-CaMP導入マウスを用いて、大脳皮質脳活動のカルシウムイメージングをしています。脳の感覚処理機能は、単純な入出力では表現できない高次認知機能の一つであり、今回研究課題とした複数の感覚入力を受けてから行動に至るまでの感覚統合処理は、われわれが何を受け取り、どう考え、どう行動するのか、その原理の解明に役立つことが期待されています。本助成を利用して、遺伝子改変マウス大脳皮質のカルシウムイメージングを通じて、感覚統合処理の研究を行っていく所存です。
順天堂大学 大学院 医学研究科免疫学講座 /
東邦大学 医学部生化学講座

博士課程 / 特別研究学生
進藤 綾大
<コメント>
この度は平成28年度研究助成に御採択頂き、心より御礼申し上げます。私は、細胞死により誘導される生体応答機構の解明をテーマに研究を行っております。細胞死は単に生体から排除されるという過程のみならず、周囲の細胞にメッセージを送ることで細胞死が起きた後の生体応答を制御していることが明らかとなっています。この死細胞が発するメッセージを同定することは、その後の生理的・病理的意義、疾患の治療に繋がる可能性があり非常に重要であると考えられます。本研究では細胞死誘導遺伝子を過剰発現させたマウスをツールに、組織の修復に関与する新たな分子の同定を目指します。本研究の独創性・萌芽性を評価してくださった御社の期待に応えることができるよう、最善を尽くす所存です。

※順不同。